高勝寺本堂に安置する御本尊は像高1メートル50センチ台座高80センチの胎蔵界大日如来像(年代不詳)で金色の冠をかぶり法界定印を結び、宝蓮華の上に坐している。
真言密教の教主である大日如来は、悟りを得る為に必要な智慧を象徴する金剛界と無限の慈悲の広がりを象徴する胎蔵界という2つの世界をそれぞれ治めている仏様で、当山御本尊である胎蔵界大日如来の胎蔵とは、母親の母胎のようにすべての森羅万象が大日如来の中に包み込まれている様を意味しています。
大日如来像は高勝寺開基600年記念事業として昭和46年に修復された。

「真言 オン アビラウンキャン」